2011年3月27日日曜日

初優勝
山田規三生九段(日本棋院関西総本部) NHK杯の新しきヒーローの誕生の瞬間です。この杯は囲碁界のトップ50人により一年間を通して行われるトーナメント戦だ。今年で58期 つまり58年の歴史がある。昨年までは最先端頭脳派 結城聡天元が二連覇していて今年三人目の三連覇を懸けて戦われていたのだ。連覇は非常に難しい。連覇できたのは11勝し三連覇もしている坂田英男(故人)と 対戦相手の依田紀基 そして結城聡の三人しかいない。
相手は依田紀基九段(日本棋院東京総本部)
激戦だった。実力者同士の対戦で注目度は高い。依田さんはNHK杯は常連で2連勝3連勝と5回も輝いている。5勝は大竹英雄九段とタイで第二位だ。最近は公私ともに和服でとうしていてナイスガイだし なにより名人位を4期 碁聖を6期もとっている碁界の花形だ。
これが最終譜 解説は武宮正樹九段 陽光五段のお父様。理論派で的確な解説は定評がある。1988に優勝している。
司会は万波奈穂二段 佳奈四段(2002 2003の司会者)の妹さん。姉妹揃っての大役。
終局譜面
いい笑顔だ。山田三兄弟(共に棋士)の末っ子だ。王座位に続いて2回目のタイトル。これを機にどんどんタイトルをとるようになるだろう。

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