2011年2月3日木曜日

おとしあな
先にお伝えいたしました「細石刃」です。西仏遺跡で出土いたしました。この遺跡に旧石器時代があった証拠です。そしてこの遺跡の南斜面に“陥し穴”がある。それがもし旧石器時代のものなら面白い事になるとお伝えいたしました。今日はそこへご案内しましょう。
「西仏遺跡」の中心に向郷神社があります。赤い屋根が拝殿です。ピンクは滑り台 境内にミニ遊園地があります。もうひとつ珍しい物があります。
「滝不動」です。剣に龍が絡んでおります。これはここから北に200mの所に昔 滝がありそこに祀られていました。今でも湧水としてありますが 管理が出来ず南のお寺に移設する事になったらしいのです。いざ荷車に載せて出ましたが 向郷神社に差し掛かると 突然落ちたのだそうです。そして「ここが良い」とおっしゃったんだそうです。

だから今でも明王なのに神社にいるのだそうです。
元に戻したいと地元の顔役にお願いした事がありますが 住民の方が受け入れないのだそうですよ。
話がそれました。神社の西側を県道が走ります。そしてぐるっと遺跡です。広いのです。
県道から左に森に入ります。なだらかな下り道です。
土塁を積み上げて囲ったらしい前側に陥し穴を作ったのではないかと思います。
この辺りを発掘すれば判明しましょう。

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