2011年7月18日月曜日

仲原長老  高麗の生き字引。
今年80歳を越えた。仲原家は巾着田から西に台(だい)地区と言うところがあるが そこの出自である。台地区には加藤家という名家があり三軒並んでいた。真ん中に挟まれた加藤家が紛らわしさを避けるために「仲原」と改めた。そして江戸期頃に現在地に移転したらしい。長寿寺の檀家で歴代住職などの碑域に仲原家の墓石などがある。その中に五輪塔の部分や板碑も完形ではないが3枚ある。長老に清流地区の関口家の板碑を観て置くようにと言われた。暦応二年の「名号」のもの 観応元年の「弥陀三尊」二枚のことだろうと思う。いずれも高さ1000mmほどの立派なものだと思う。関口家には他に清流地区で採取した三片の板碑も所持しているようだ。長老の威光で拝見できるかもしれない。

長老はお元気だが歩行が少々不自由だ。移動はもっぱら軽トラだが危険なので電動車椅子に変えて欲しい。来年の免許更新に不合格ならそうすると言って受け入れてくれない。

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